古い方のソルイソンブラを編集し直しております。セリフも地の文章も16年前の高石が書いてるんですが、これがとにかくひどい。。。。文章として成立してない。このブログみたい(やめれ)。編集しててちょっと泣きそうです。
もともと、Flashだったので、セリフはネット声優さんにボイスを当ててもらっていました。だから、セリフ部分は酷くても声優さんの演技力で押し切れちゃうのですが、地の文章はそうはいかないです。
主語と動詞がつながってなかったり、シーンの前後があったり、前のページで終わってないのに「再び」とか言って何かがはじまって見たり。己の未熟さをヒシヒシと感じております。
また、この頃は、TWOMOONSという大きな物語を作ろうとしていた頃でもありまして、キャラ設定が微妙に違っています。結構いろんな設定を組んでしまって、これを見せようと思ったらエロシーン割愛するしかねえんじゃね?同人だし良いんじゃね?みたいな考えだった気がします。
その「同人だから良い」「つまんなくっても買う買わないは自由」みたいな考えは、今の自分は明確に間違いだと解ります。
いや、いいんですよ。たとえば、自分がバナナが大好きで、バナナ料理だけをひたすら集めた本を作りたい、と。その場合、バナナはご飯のおかずにならないし、多くの人にはつまらないものかもしれないけど、自分は超嬉しくて作っています。
本当はバナナ大好きなのに、売れるからって豚肉のお料理の本を出している場合、とうぜん豚肉への造詣は浅くなりますから、それをテキトーに作って「買う買わないは買い手の自由だよねー」とかって言うのはあんまりカッコイイと思わないです。
この頃(2006年)の作品は、技術は本当に低いんですけど、低いなりにすごく熱量を持って仕事しているのが良く解ります。「バナナが大好き」は伝わるんです。でも、それがなんとなく伝わるだけで、文章や展開の下手さが「バナナの好きさが読み手に受け取りやすいか」はちょっと疑問です。
それをちょっと、直しています。自分がいちばん好きな果物は、ぶどうとグレープフルーツと甘いすいかです(一番って言ったじゃん3つじゃん