かと言って。

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「壁打ちブログ」化宣言をしてみたものの、「誰かが見るかもしれない場所へ絵を描く」欲求みたいなものは、そう簡単に枯れない訳で。なので、いつも通りの平常運転で。つらつらと日々の事を記していこうと思います。でも、かなり、プライベートな内容も含んじゃう予定です。これもいつも通りか。

毎年5月と9月は、激変がありますマイライフ。結局、過ごしやすい時期に色々やるんだと思います。もっか、我が家はサマータイム制を導入し、起床は5時、就寝22時です。朝現場の時は、空いた電車で移動、現場近くで仕事をしますIpad!これがとにかく、仕事効率が上がって、たくさんできる。
自分はらばたの他にも、色々な業務(?)をしています。結局、リスク分散ってことなのかな。多分、一つを突き抜ければ、お金にはなりやすいと思うのですけど、今の時代、たとえば誤爆ツイとかで、必死に積み上げた一本鎗が、それが一瞬で崩れることは想像つきますもん。なるべく、バッサリがけっぷちにならないようにはしたいという、防衛本能です。
そうやっていろいろな事に手を出すと、当然、時間がない訳で。新刊の製本化が一向に進んでおりません。6月初旬とかいっていたのも、まだ出す出す詐欺になりそうです。でも、ここで発表したものだから、ここが見られていないとなれば、発表してないと同じことだからいいじゃん。全然良くないわ。
今日、挿絵がモノクロですが、自分は自分の絵がすごく好きなんです。このモノクロのこの子でも、描いてて、見てて、ちょっとドキドキします。もっと描きたいです。この子をもっとああしてこうしてうっひょうーーー!ってしたいんです。
でも、もっとトーン貼って、よくあるマンガっぽい演出入れてって考えただけで、面倒臭さが勝ってしまいます。だって、作品ってそうしないといけないんでしょ? トーン貼って気持ちよくなるならやるけど、貼らなきゃいけないから貼ってるなら、自分はきっと、好きな事をやろうとしていないです。
……お気づき?これがあたくしの「視野の狭さ」です。目の前のモノしか見えていない。
作品造りに「自分が楽しいか否か、出来るか否か」しか考えていないでしょ?クリエイターってのは、コレだと先が無いんです。おお、あたしクリエイターだったのか。テレビとかで「自分が好きな事やってるだけ」っていう人、アレ、好きな事が「目の前の事」だけじゃないんです。
はい。好きなのは「誰かに届ける事」です。こないだコミティアで賜(たまわ)った、あの「すっごい良かったです……!!」っていう、読み手サマの顔だったり、興奮気味のオーラみたいなものです。あれは、だいたいの面倒くささに勝てる力を持っているんです。
もう少し、顔を上げて。近くばっかり見てると目が悪くなる。
視野を遠くに。誰かに届ける事。
忘れちゃダメ。