涼しくなってまいりましたね。高石はあと一週間ちょっと、プリキュア原稿です。ほら、プリキュアって今45人いるんですよ。多いんですよ。自分は、れいかちゃんをはじめみんな好きなので、プリキュアマンガ描くと、とにかくキャラをいっぱい描くハメになります。しかも、正解があるから、好き勝手に描けません。オリキャラ単体漫画が主流のあたしとしては、おっそろしい修行となっております。
最近、ちょっとまた、いや、結構久しぶりな感覚ですが、イヤーなコトがおきました。コレ読んでくださる皆さんを嫌な気分にさせるのもアレなので、オモシロオカシクやんわり書きます。自分がいつもイヤーンになる対象はほとんど決まっていて、無条件で「私を見て!」という人間です。るっくみー。
で、今回もお仕事のほうで、「あなたは私を見てくれない!」という主張を、ご自分自慢を織り込みつつ、A4プリント二枚びっしりのお手紙が届きましたよ。二行で終る文が、細かい文字でびっちり。お金出した本だって、数ページつまんなかったらもう読まない人間なのに、主語がどこなのかさえ解らないような自分語り文章をどうしてあたしが読むのですか。
でも、だいたい、このパターンで来るの、女性で、おばちゃんなんです。いえ、自分、女性、おばちゃん、好きですよ。えろい感漂う人はとくに。ただ、なんというか、社会とあまり接してない人っていうんでしょうか、謎の自分ルールを相手に適用しようとするおばちゃんは苦手です。
見てくれない、って言うのも「本来、私はもっと気にかけてもらえる存在であるのに」ってことじゃないですか。女性同士はこのフォロー上手いですよね。みんな均等にいじってあげる、みたいな。でも男性社会、ましてやフリーで生きてる僕は、興味のない人間に構う時間はあまりとりたくないのです。
しかし、何故か昔から、この手合いにはモテるんですょぅアタシ……。あ、ちょっと可愛いな、好みだなっておばちゃんには見向きもしてもらえないのに。アテクシ語りを聞いてくれそうに見えるのかなぁー……水商売の遺産なんだけどなぁ……。そりゃあ、気に入った人の語りなんか延々聞きますけど、「無条件で私を認めろ」って相手には積極的に反発します。あ、そっか、最初っからそのオーラを出せば良いのか。
人の社会で暮らしてる以上、いろんな人がいます。いつもは、決定打を出さないで距離を取ることで解決して、いや避けてきましたが、それやると結局、自分の行ける場所が限られてくるので、めんどくさがらずに、ひとつずつ向き合って……いやいやいやいや、そんなことに費やす時間など無いぞ。あぶな。
自分はこうである、っていうのを、ハッキリさせればいいのね。あなたに興味はありませんが、一緒に仕事することは可能です。以上、って、あれ、これスゴイ普通の社会だよね……言われたらいい気はしないけど、すごい普通の事だよね……。
でも、嫌われるべき人に嫌われるのは、正しいことなのです……が……あれ? 嫌ってるのになんで近づいてくるの……!!?え……あ……うわ うわ それはイヤああああああ