年度末でございます。皆様いかがお過ごしですか。らばたスタジオの周りでは都市伝説といわれている年度末道路工事のラッシュで、ガガガッガドドドドドっとあちらこちらからケタタマシングです。
現在の高石状況です。抱えているのはマンガ原稿で、3本。こういうとまるで売れっ子かっこいいですけど、同人ですので、出さなきゃ出さないで誰も困らないです。いや、僕が困りますが。そのうち一本は例のCOMIC☆1用のスライム丸呑みマンガです。ビキニアーマーの敗北をじっくりとご覧下さい。現在は、そのキメ(ヌキ)シーンの取捨を行っています。残りの二本はプリキュアです。やはりか。
お仕事であるえろ同人の作品を削ってでもプリキュア描くのは、もちろん好きだからってのもあるんですけど、何度も言っちゃってますが自分のクオリティを上げるという意味でヒジョーに効果的なんです。結局、僕は、今の生活を守るよりも、未来への自分への投資、という行為が好きなんだなと思いました。これもなんかカッコイイですけど、男の人はそう言う人多いんじゃないかしら。
エロ同人作品は「なにが」描いてあるかが重要だと考えます。「丸呑み」は非常に伝えやすいファクター(=「何が」、ってことね)で、「このマンガには丸呑みが描いてありますよ」って解るので、買い手と作り手に明確にパイプを作れます。
しかし逆に言えば、そのファクターさえ描いてあって、ましてや供給の少ない分野であれば、ジツリキの低さには、目をつぶってもらえる傾向もあったりします。らばたは、まさにそれで生き抜いてこれたのです。その恩恵を自分の力だと勘違いしていた僕は、プリキュア市場で、自分の実力の低さをガッツリと思い知りました。
で、そのプリキュア修行の身である自分の、今日の挿絵なんですけど。以前の僕だったら、うーんよくできた!って喜んじゃうのかもしれませんが、今は、このぐらいの描き込みレベルだったらけっこう簡単に描けます。あ、いえ、「簡単に」っていうのは、鼻ホジホジしながらって意味じゃないですよ。遠回りしないで、完成にまっすぐ進めるってことです。それに、ご覧のように、かなり自分の絵柄で、プリキュア的な描き方をしていません。でも、描きやすくなってるんです。
地力がつくペースは、二次やるようになって間違いなく上がってると思います。あのまま創作一本だったら、自分だけの小さな世界で天狗になって、気が付いたら誰もいなかった、になってしまっていたと思いマス。若くない自分に、そのダメージはもう多分、耐えられません。少し遠回りの道ですが、気が付けてよかったと、心底、思っています。ありがとうれいかちゃん!(そこか
ちなみに、件名のあとは「しかしそれらもすべて道」と続きます。ちなみに、ちなみさんです。